超広角走査レーザー検眼鏡

目の疾患の早期発見や
経過観察に大変有用

当院のオプトスはオプトスの中でも、Optos California(オプトス カリフォルニア)という上位機種で、従来の200TXと比較して撮影画像の解剖学的な位置がより正確です。下位機種のDaytona(デイトナ)と比較しても、操作性が良好で目への距離が離れているため患者さんへの負担が少ないタイプとなります。大人だけでなく小児の撮影も可能です。従来の眼底カメラでは網膜周辺部に異常が有る場合、診察時に患者さんへ直接写真をお見せすることが困難でしたが、オプトスによる撮影によって、多くの患者さんがご自分の目で、自身の網膜周辺部の状態を知る事が出来る為、今後の治療効果の向上につながる事が期待されます。

メリット

1回で撮影できる眼底の範囲が下の図や写真のように圧倒的に広い

以下の図や写真の左側がオプトスでの撮影範囲、右側が従来の一般的なカメラでの眼底の写る範囲です(通常の眼底カメラは画角45度に対してオプトスは画角200度です)。

眼底カメラに比べて白内障の影響を受けにくく散瞳(瞳を大きくする点眼処置)をしなくても0.4秒の短時間で高解像度の画像が得られる。(一部例外有り)

疑似カラーを用いているため一般的な眼底カメラと色味は異なりますが、従来の眼底カメラでは観察困難な眼底周辺部の病変をとらえることが可能です。
具体例としては、網膜剥離の原因となる網膜裂孔は網膜の周辺部に生じることが多く、通常の眼底カメラでは撮影や評価が困難でしたが、オプトスなら超広角のため網膜裂孔・網膜剥離を発見しやすくなることが期待されます。また糖尿病網膜症や網膜静脈分枝閉塞症等においても、出血や新生血管をはじめとする眼底周辺部への影響による変化の把握が容易となり、ぶどう膜炎による周辺部の滲出斑や硝子体混濁も評価が可能です。
またオプトスには眼底自発蛍光を撮影する機能があります。眼底自発蛍光とは主に網膜色素上皮細胞という網膜の深層の機能を評価する検査法です。この検査により網膜色素変性症や、加齢黄斑変性、病的近視による網脈絡膜萎縮、中心性漿液性網脈絡膜症など様々な網膜疾患の診断や経過観察により有益な情報が得られます。

オプトスによる疾患例

糖尿病網膜症

広範囲に赤い斑状の出血を認めます。オプトスにより網膜のどの部分に出血などの異常が多いのか評価できます。


裂孔原性網膜剥離

上方やや左側の網膜に穴が開いており(U字型にやや赤黒い箇所)その左側が緑色から白色に変色し写真の焦点がぼやけています。この箇所が網膜剥離を起こしていて前面に盛り上がっている為焦点がぼやけております。オプトスによりどれくらいの範囲で網膜剥離があるのか判定することが出来ます。



網膜色素変性症

網膜血管が細めで、黒い色素沈着(骨小体様色素沈着)を認め、網膜の色調も変化しているのがわかります。オプトスによりどれくらいの範囲の網膜が萎縮しているのかがわかります。白黒写真は自発蛍光による写真です。黒い箇所が網膜の下の色素上皮というところが特に弱っていることを示しており、オプトスによりどれくらいの視野(見える範囲)が残っているか視野検査を行なわなくてもある程度推察できます。


ぶどう膜炎・・・原田病

急性のぶどう膜炎(目の中の炎症)をおこし、全体的に網膜剥離を起こしております。オプトスにより血管の全体的な拡張や蛇行もよくわかります。

平田眼科 春日井本院

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